「0-2は危険なスコア」は、どんなゲーム?

「0-2は危険なスコア」は、ひとりの選手の幼少期から、サッカーに取り組む日々、その先の人生までを見守る、テキスト中心のブラウザゲームです。月ごとに出来事が進み、進路や育成の節目で選択肢が現れます。選手ごとに能力や成長の特徴が異なり、同じように見える出発点からも、違う歩みが生まれます。

プレイヤーは、親の目線を持つ「見守る人」です。どんな道を選ぶか、その後に何が起きるかを追いながら、数字に表れる成長と、文章で語られる出来事の両方を受け取ります。試合の勝敗だけでなく、一人がサッカーとどう関わっていくかを物語として楽しんでいただきたいと考えています。

子どもの成長を、時間の流れの中で見る

物語は幼いころから始まります。ボールを蹴り始め、仲間や周囲の人と関わり、進路を考える年代へ進みます。画面には年齢や学年、その時期の出来事が表示され、選手の現在地を確かめながら見守れます。

早い時期に力が目立つ選手もいれば、あとから伸びてくる選手もいます。ゲームの中では、能力、成長の特徴、選択、周囲の環境などが、その後の歩みに関わります。幼少期の数値が高いからといって、最後まで同じ優位が続くとは限りません。

その変化は、六角形の能力グラフや年ごとの成長の記録に表れます。「いま強いか」だけでなく、「以前と比べて何が変わったか」を読み取れるようにしています。終了時には、異なる年代の能力や総合力の推移を振り返れます。

能力グラフは、この物語の中で選手の変化を表すためのものです。現実の子どもの能力を測ったり、将来を予測したりするためには使えません。

進路の節目で、選ぶ

12歳・15歳・18歳の前後には、所属やその先の進路に関わる分かれ道があります。中学年代、高校年代を経て、大学、社会人、プロ、海外への挑戦など、状況に応じた道へ進みます。すべての選択肢が、すべての人生で同じように現れるわけではありません。

選択肢に書かれた説明を読み、画面に示される適性や相性も手がかりにしながら、自分が見届けたい道を選びます。たとえばオファーを受ける場面では、目の前の条件と、選手が置かれる環境の両方に目を向けることになります。

選択は、その後の歩みに影響します。能力や成長の特徴、巡り合わせも関わるため、期待した結果にならないこともあります。自分が選んだ道で何が起こるのか、その先まで見守ることも、この作品の体験の一部です。

進路や所属の仕組みは、物語として楽しめるように簡略化・脚色しています。現実の学校やクラブを選ぶ際は、実際の情報と本人の希望を確かめてください。

自動で見守ることも、育成に関わることも

時間は基本的に自動で進みます。選択が必要な場面では止まるので、出来事を読みながら遊べます。進む速さは変更でき、一時停止してログを読み返すこともできます。

育成には「おまかせ育成」があります。初めての方は、この機能を使って、人生の全体像を見ていただけます。能力や技の選び方に関心が出てきたら、手動で育成ポイントを使う遊び方もできます。

選手にはポジションの適性やスタイルがあり、ゴールキーパーの道もあります。技はプレーの特徴を表し、アビリティは資質や性格等を表します。能力の数字だけでなく、どういう選手になっていくのかにも注目してみてください。

技には、成長や条件に応じて変化するものもあります。この紹介では、隠された条件や組み合わせは明かしません。画面の説明や図鑑を手がかりに、プレイの中で出会っていただきたい部分です。

勝つ場面と、思いどおりにならない場面

試合や大会の結果は、出来事として表示されます。大切な場面では選択が現れることがありますが、ボールを連続操作して試合を進める方式ではありません。選手の成長や置かれた状況を追いながら、その場面を読みます。

うまくいった年ばかりが続くわけではありません。出番を得られない時期、怪我、思い描いた進路に届かない出来事もあります。試合での活躍や契約だけでなく、その前後にどんな言葉や出会いがあったかも物語の一部です。

大きな出来事は、新聞のような記事として現れることがあります。年ごとの記録や記事を振り返ると、同じ成績でも、その人生に残った場面が違うことに気づくかもしれません。

一度のプレイですべての出来事が現れるわけではありません。別の人生では、違う出会いや場面が待っています。

最後に残る、物語とカード

現役生活や夢を追う時間には、終わりがあります。そのあとは、成績だけでなく、成長の形、人生の振り返り、エピローグなどを読めます。

人生を終えると、選手カードが残ります。カードのレアリティは人生の到達点に応じて決まりますが、作者は、その等級だけで物語全体の価値が決まるとは考えていません。望んだ場所へ届かなかった人生にも、見守ってきた出来事があります。

画像として残せるものには、人生カード、選手カード、記事の切り抜きなどがあります。引退の記事がある場合は、記事と選手カードをまとめて保存するボタンが出ます。画像の保存や共有の方法は、利用する端末・ブラウザによって変わります。

画像を残すことと、続きを遊ぶためのデータを残すことは別です。端末を替える際は、カード画像ではなく、設定から書き出すバックアップファイルを使ってください。

受け継いで、もう一つの人生へ

条件を満たした人生では、終了画面に子への継承が現れます。技やアビリティ等の候補を選び、次の世代の人生を見守る仕組みです。最大3世代まで続けられます。

継承は、すべての人生で選べる機能ではありません。また、親と同じ道を進むことや、受け継いだものが必ず同じように発揮されることを保証するものでもありません。次の世代には、その選手自身の歩みがあります。

継承を使わず、新しい人生を始めることもできます。日付をもとにした共通の出発点で遊ぶ「今日の人生」もあり、同じ日に遊ぶ人と、選択の違いを比べる楽しみ方ができます。

作者が、このゲームで表したかったこと

私は、指導者と保護者の両方の立場から、サッカーに関わっています。その中で考えてきたのは、子ども自身が「やりたい」と思い、成長に向かえる環境をどう作るか、ということです。

言葉で伝えるだけでは、十分に届かないと感じることがあります。選び、そのあとを見届け、振り返る体験を通じてなら、別の形で考えるきっかけを作れるのではないか。このゲームは、その試みです。

タイトルの「0-2は危険なスコア」には、最後まであきらめない、という私の思いを込めました。0-2から逆転することはある。いまの結果だけで、その先まで決めつけたくない。その考えは、試合だけでなく、一人の成長を見るときにも大切にしたいものです。

ただし、どんな状況でも続けるべきだ、休んではいけない、という意味ではありません。現実の子どもの安全や意思、健康を、ゲームの物語より優先してください。

この作品が担えることと、限界

このゲームが提供できるのは、架空の人生に触れ、選択とその後を見守り、考える体験です。実際の指導や家庭での対話に代わるものではなく、子どもの意欲や能力を高める効果を確認したものでもありません。

たとえば、作者はフェアプレーや、大人が反則を見過ごすことの意味にも関心を持っています。しかし、現行版には、反則を正すか見逃すかを体系的に体験する専用の仕組みはありません。作者の問題意識のすべてを、ゲームが表現できているわけではありません。

遊んだあとに「自分なら、どう見守るだろう」と考える時間が生まれたら、うれしく思います。

遊べる環境とデータのこと

Web版はブラウザで無料で遊べ、会員登録は不要です。日本語のほか、ゲーム内では英語・韓国語・繁体字を選べます。日本語以外の文章にはAI翻訳を使用しています。

途中の人生や図鑑等の記録は、端末内に保存されます。別の端末・ブラウザ・ドメインには自動で同期しません。大切な記録は、設定の「データの引き継ぎ」から書き出してください。

現在、Web版には広告を表示していません。Android版の一般公開については、準備が整い次第、このサイトでお知らせします。

物語はフィクションです。登場する人物・団体等は実在のものと関係ありません。

制作の背景にある作者の考えは、論考にまとめています。

ゲームを始める方へ:いつも遊んでいるサイトの入口から「キックオフ」、保存済みの人生がある方は「続きから」を選んでください。初めての方は遊び方、保存や端末変更についてはよくある質問をご覧ください。

ゲームを遊ぶ